分譲マンションのパンフレット
分譲マンションの総戸数が100戸程度の場合、タイプはおよそ5〜10タイプ くらいでしょうか? 建築着工時にはこれらのタイプ別間取りは全て計画済みがほとんどで、販売 会社(デベロッパー)にもよりますが、多くの場合、間仕切り等の変更は効 かないことが多いようです。 基本プランは2LDK〜3LDKに間取りされた物件が多いようで、建築施工側 でパンフレットが設計図書と間違いはないかチェックを入れるのですが、ドア の開く方向1つにも最新の注意を払います。 マンション購入者は、契約する際手付を入れます。もし、パンフレットと完成 した部屋に食い違いがあったりするとそれが解約の原因になってしまったり します。デベロッパーは手付の倍返しをしなければなりません。 つまり購入者が200万円の手付を入れていると、400万円を弁償しなけれ ばならなくなります。 このように販売用パンフレットは非常に重要な書類になってきます。施工上 やむを得ない場合ももちろんあります。その場合は施工者が販売者(施主) にその旨を説明し、パンフレットの変更をしなければなりません。